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【中央区豊海町】ザ・豊海タワー マリン&スカイ 説明会と予定価格

2024年1月に配信された中央区豊海町の再開発PJ「ザ・豊海タワー マリン&スカイ」のオンライン説明会を視聴しましたので、内容をご共有いたします。

入居は3年以上先ですが、水辺の立地という特徴を活かした明確なコンセプトにワクワクさせられるプロジェクトです。

一部間取りについては予定価格もオープンになりました。いよいよ始まるという感じですね。

1.物件概要

今回の物件概要です。

所在地東京都中央区豊海町41番(地番)
交通アクセス都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅から徒歩10分
構造RC(鉄筋コンクリート)造一部鉄骨造
階建て地上53階建地下1階
築年月2026年11月下旬竣工予定
入居時期2027年6月下旬入居予定
総戸数2,046戸(一般販売対象戸数1,509戸)
専有面積32.92㎡〜156.56㎡
間取り1LDK〜4LDK
主な方位全方向
分譲会社三井不動産レジデンシャル(株)他4社
施工会社清水建設(株)
管理会社管理組合組成後管理会社へ委託
管理方式常駐
用途地域準工業地域
土地権利所有権
敷地面積15,901.57㎡
建築面積6,323.70㎡
延床面積228,096.82㎡
駐車場台数3,097台
学区(小学校)豊海小学校
学区(中学校)晴海西中学校(予定)

2.説明会の内容

(1)本物件について

・佃から月島、勝どき、晴海と続いている本エリアの再開発は、今後も数多くのPJを控えており、今後も更なる発展が期待できる

・築地市場跡地には19haの再開発が期待されており、新たな賑わい、集客、文化発信の場として大きな期待が寄せられている

・湾岸の突端、豊海エリアで初となるこのエリアには、日本を代表するデベロッパーと、注目を集めるデザイナーが手を携えて、空と海を暮らしに取り込む住まいをつくる

・コンセプトは「Private Blue 人生に、まっさらな時間を。」

(2)三井不動産レジデンシャル担当者による説明

立地

・東京の都心部において、これほどまでに水辺に近接して、海と空の開放感を感じる物件はなかなかない立地で、とても希少と感じる

・このエリアは街が発展する一方で、海と空を望むような開放的な眺望が非常に希少なものになってきているが、豊海は中央区湾岸の中でも、位置的に突端に位置しており、空を海の開放感を最大限に感じることができる、貴重な立地だと思う

・広大な海と空の青に囲まれた新たなランドマーク物件を作りたいということで、開発のコンセプトとして「プライベートブルー」に設定した

・建物デザイン監修はホシノアーキテクツに依頼し、ランドスケープはoffise ma(オフィスマ)に依頼した

共用施設

・建物内の共用施設にも、この土地の魅力である海と空の開放感を最大限に感じてもらえる施設を多数用意した

・上層階には二層吹き抜けのスカイラウンジを設けていて、二層吹き抜けにすることで圧倒的な開放感を楽しんでもらえると考えている

・隣接するパーティルームはオープンテラスとして、空の開放感を実際に感じてもらえるスペースとしている

・同フロアには眺望が楽しめるゲストルームも用意していて、リラックスしてもらえるよう、サウナルームを用意している

・見上げれば空が、見下ろせば海を感じていただける開放的な空間で、心身ともにリラックスしてもらえればと思っている

・海越しの浜離宮ビューを楽しめる3階の共用部については、屋内のワークラウンジに加えて、オープンテラスのワークテラス、それに加えて開放感のあるフィットネススタジオ、プレイルームとしても楽しんでもらえるビリヤード台など、贅沢な空間を用意している

・様々なライフスタイルを叶えられるよう、多彩な共用施設を用意したので、そこで暮らす一人一人が、気分や時間に合わせて、様々なお気に入りの場所を見つけてもらいたい

(3)ホシノアーキテクツ星野裕明氏のインタビュー

立地

・現地を訪れて感じたのは、東京の銀座といったエリアに一番使い側に位置していながら一番先端に立っていて、レインボーブリッジに対してもかなり開けているということ

・逆側の浜離宮に対しては、水際が建物の際まで接しているというところもすごく大きい

・湾岸でこういう敷地が残っていたことは驚くべきことで、湾岸の特等席、特別な場所だと感じた

建物デザイン

・敷地の特性から言って、遠景からどこからでも見える場所にあり、それは逆を言うと、タワーから360度見渡せると言うことでもあり、すごく眺望が良い

・レインボーブリッジから見た時も一番先端に見えるし、浜離宮からもはっきりとシルエットが見えるので、どこから見ても美しいデザインにしなければいけないと考え、360度考えたデザインになっている

・豊海は空が綺麗だったり、海辺が綺麗だったり、他の場所でを感じないことを感じることができる場所で、実際に空が綺麗に見えたり、水がブルー一色ではなくて、夕方になると全然違うブルーになったりして、それはこの場所ならではのコンセプトだなと思っている

・その中で今回のタワーのデザインとして、バルーンタワーということで気球をイメージして、プライベートブルーの青い世界の中に飛び出すような、浮遊感があるような、そういったタワーをデザインした

・気球の良さは柔らかさにあり、大きなオブジェであるにも関わらず、見て硬いなとか威圧感があるといったものは感じさせないこと

・今回すごくボリュームのあるタワーになるが、タワーを柔らかい曲線でデザインすることによって、どこから見てもすごく人に優しく、威圧感を感じずに、そこで暮らしてみたい、といったことを想起できるようなデザインにしている

・低層部に関しても、全体の柔らかいラインをうまく強調して、そこから人の動線などが曲線で現れていく、ということで全体で統一されたデザインになっている

・少し遠景でこのタワーが見た時に、どのように見えてくるか、その中でこの浮遊感をどうやって出していくか、それからバルーンらしさをどうやって出していくかということを意識して、全体として、縦強調のマリオンを入れていて、その中の部分が一つ一つ曲線になっていて、そこの色をストライプ状に変えている

・気球にも真っ白な気球もあれば、ストライプ状に色が変わっているものもあり、そういったモチーフを用いながらデザインしている

・その中でコーナー部がガラスのダイレクトビューの部分に関しては、バンドの部分がシャンパンゴールドからシャンパーシルバーの色をしているが、低層部を少し濃い色にして、上層部に向かってだんだんグラデーションで色が薄くなっていくことによって、浮遊感というものを表現した

・今回office maと一緒にランドスケープを考えたが、もともと気球のイメージがあったので、海があって、水辺があって、ブルーがあって、その向こう側に丘があるようなイメージ、緑の丘の上から気球が飛び立つようなイメージをして、それをデザインに落とし込んでいった

ランドスケープ

・インテリアに関しては3階がメインの共用部になるが、1階のランドスケープのエリアからエスカレーターを登って3階に到達する中で、どういったコンセプトにしようか、ということを考えた

・その中で、丘の部分と手前側が水の部分があって、そのブルーからグリーンのエリアのグラデーションとか、海や水のイメージを共用部全体に持っていって、どのように水際を表現していくかということを一つのコンセプトにして考えた

・崖とか砂浜とか、そういったところに水があたるようなイメージを大事にして、そこからアイデアを発展させて、緑の部分とブルーの部分、という2つの部分を空間として作り上げて、その中で色々なスペースをデザインしていった

・エントランスの部分から曲線で水辺をイメージしたグラデーションブルーのテラゾー床が中に入り込むが、それを受け止められる天井として、水をイメージしたオブジェがあり、そこから波が立つように、両側のウイングに曲線の天井が連続するようなイメージで水の流れを表現している

・そこから一つ一つ渦とか、泡とかそうったイメージで柔らかいものがその中に点在するということをイメージしている

・その中で、色々な居住者の人が、ちょっと滞在するラウンジのような空間や、ライブラリーのような空間、ワークスペースなど、いろんな滞在シーンができるような場所が両ウイングにちりばめられている

・グリーンヒルの部分にブルーがきて、それが一つの受けの壁としてそれぞれのエレベーターホールに向かって促していくような壁面があり、その壁面のデザインを岩場の岸壁に捉えて、石とか木とか、そういったもので表現している

・そのランダムな表情のある壁から、向こうの空間をグリーンヒルとしてグリーンを使ったデザインになっている

・その中ではビリヤードスペースとか、ダーツができる場所、プレイラウンジのような場所を作り、もう片方のウイングでワーキングスペース、個室のワーキングスペースといったプライベートな空間、少しこもるような空間、緑に囲まれたこもる空間がグリーンヒルとして用意されている

・デザインの中でヒューマンスケールにしていくということがすごく大事なデザインプロセスのうちの一つであり、人がどういう空間で落ち着くとか、高い空間があってもいいけど、低い空間もないと落ち着かないとか、それぞれの空間のスケール感だとか、人と人の距離感だとか、そういったものによってその場所が心地よく使われるか、使われないかが関わってくると考えている

・結局デザインをしていくというのは外装からインテリアまですごく細かいところまでやっていくことになるので、その時に外装に関してもやはり人の目線で、どこから人が見るか、どうやって建物を感じるかというところからスタートして、どんどん落とし込んでいったところで、インテリアに入っていく

・全体のスペースがあって、その中で人目線で、人の居心地の良い空間がどういう空間だろう、というところに落とし込んでいく

・それはインテリアだけではなくて、今回office maとやるランドスケープに関しても、ランドスケープの中で大きな丘の空間があって、その大きな空間があってもいいけど、一つ一つ違うルームだとか、スタディスペースだとか、そういったものを散りばめられて、ヒューマンスケールにどんどんしていって空間が連続していく、というのは今すごく大事なデザインなのかなと感じている

(4)office ma オウミアキ氏のインタビュー

ランドスケープデザイン

・ウォーターフロントの立地ということで、水を感じるという意味で一番大切なのは、水がしっかり見えるか、というところかと思う

・重要だったのは地形を作っていくというところで、ウォーターテラスは少し高さを上げてあげて、しっかりと海の方、その奥に浜離宮が見える、そういったビューポイントを作った

・海ということでテーマカラー、プロジェクトのアイデンティティとしての色として、ブルーという色を選んでいて、床やベンチに青いタイルを使うことで、海を感じてもらいたいと思っている

・その青も、濃い青だったり、爽やかな青というものを使い、グラデーションを作ることで、深い海とか浅瀬というものを表現したいと思っている

・ランドスケープデザインの中では、遊歩道であったり、広場の中で、波の曲線であったり、水の気泡の円であったりというものをパターンとしてデザインした

・遊歩道自体も、波のように緩やかに曲線を用いることで、波にたたずむような形で、訪れる人がどんどん奥に引き込まれるような、そういった空間をデザインしている

・植栽も海をかんじられるような特徴的なテクスチャーであったり、色を持っている植栽を使っている

・ウォーターテラスは一番人々を迎え入れる場所に立地していて、そこには実は黒松を使っている

・黒松は「日本らしさ」というものではあるが、ウォーターフロントの中は海を感じるという意味では、すごくシンボリックな木だなと我々は考えていて、あとはやはり海風を感じるような、そういったところもデザインの意図としてある

・風を感じられたり、風の流れを視覚的に見られるような、そういった植栽計画、テクスチャー、色を使って、海、海風というところを意識してデザインしている

共用施設

・今回、ランドスケープを担当した中で、敷地の中のオープンスペースの割合は比較的広いので、その広さを十分活かして、色々なシーンを作っている

・見ても楽しくて、実際にそこで中に入って、どういうアクティビティが引き起こされるか、というところもテーマとしてあった

・敷地の中には公園の横、すぐ横に子どものプレーゾーンを今回設けているが、そこも海をテーマにしていて、波をデザインの参考にし、起状をかけることで、海の中にいるようなデザインにした

・小さい子どもの目線でいうと、比較的での高い起状を作ることで、駆け回ると視線が変わったりとか、滑り台やスライドマウンテンから降りてくる時に見えてくる風景を海を見ているような風景にしていて、エレメントをデザインエレメントとして取り込んで、プレーゾーンをデザインしている

・家族やたくさんの人がここで生活すると思っていて、その中で、様々な生活シーンにあった、ガーデンルームというものを4つデザインした

1.子どもたちが遊べる、ピンポンテーブルがあるようなアクティブな空間
2.育てるということをテーマにして、コミュニティができる部屋があるコミュニティガーデン
3.少し外で仕事をしたりとか、友人に会ったりできるようなテーブルやチェアがあるルーム
4.一番奥には少し緑に囲い込まれた落ち着いたガーデンルームがあり、そこはガーデンラウンジのような少し落ち着いたソファやテーブルがあって、友人家族が来て、そこでガーデンパーティとか、食事ができたりして、多様な生活シーンを支えていくような場所になればいいなと思っている

・その中で華やかさだけではなくて、一人になったり、ワークをしたり、読書ができるような、そういった落ち着いた緑に囲まれた空間というものもデザインしている

・真ん中にある広場には人工の芝生があり、コミュニティのシンボル的な広場となっている

・芝生広場では多様なイベントであったり、カジュアルなピクニックができるような空間になっていて、自然と空を見るとタワーが見えてくるような、そういったシーンを作っている

・今回は外と中を分けるのではなくて、なるべく連続する緑であったり、連続するデザイン、ランドスケープのデザインの要素というものを引き込んでデザインしていて、半屋外のアトリウムがある

・中と外を繋げるように、ランドスケープの様子を緑であったり、ウェーブベンチというものをどんどん引き込む中で、自然に中と外が交わるようなシームレスな空間を作っていて、雨だったり、少し寒いような日でも心地よく周りの緑を感じてもらえるような空間になっている

・たくさんの居場所、キャラクターや雰囲気が全然違うような場所がたくさんあるので、みんなお気に入りの場所が見つかると思っている

・その日の気分であったりとか、そこに暮らして成長する中で、お気に入りのスポットが変わっていく、場所とともにその人の記憶が成長していく、そういう場所になってくれればなと考えている

(5)よくある質問への回答

買い物・飲食店舗について

・本物件1階には店舗が2区画入る予定

・物件から徒歩5分には24時間営業のスーパーマルエツがある

・再開発によって新たな商業施設が開業する

・勝どき駅前には「グランドマリーナ東京」が2023年9月にオープンし、スーパーのライフやスターバックスコーヒー、イタリアンや中華などの複数の飲食店やクリニックモールが開業した

・物件南東には橋を渡った先にららテラスHARUMI FLAGが2024年3月に開業し、約40店舗がオープンする予定

子育て環境について

・本物件は車道を挟むことなく、豊海運動公園や豊海幼稚園、豊海小学校に隣接している

・豊海運動公園はバーベキュー場やテニスコート、大型の芝生グラウンドが併設された多機能な公園となっている

・本物件敷地内には、滑り台やボルダリング等の遊具も設置されたキッズパークを備えており、家の近くで安心してお子様を遊ばせることができる

・周辺には毎月、太陽のマルシェが開催されている月島第二公園や、ドッグランがオープンした豊洲ぐるり公園、カフェのある晴海ふ頭公園、アスレチックが充実しているあかつき公園など、特色ある公園が揃っている

通勤や通学時のアクセス環境について

・勝どきエリアでは都営地下鉄大江戸線勝どき駅の他、都バスやBRTも利用可能

・銀座、有楽町、丸の内まで向かう際は本物件から徒歩3分に停留所のある都バスが便利

・新橋や虎ノ門、ららぽーと豊洲、有明ガーデンといった商業施設に出かけたい時は、2020年から運行を開始した東京BRTの利用がスムーズ

・近隣住民も利用シーンによって交通手段を選んでいる

(6)今後のスケジュール

・第1期1次の販売では、40㎡台から、150㎡台まで、1LDK〜4LDKのタイプを販売する予定

・モデルルームの事前案内会は2024年2月頃の案内開始を予定しており、アンケートに回答した人に先行して見学会の予約開始を案内する

・販売開始時期は4月下旬を予定

3.予定価格

タイプ価格階数間取り向き専有面積バルコニー面積
W-44An7,000万円台35階1LDK44.32㎡7.88㎡
E-58Be9,000万円台35階2LDK58.74㎡12.71㎡
E-58Dn9,000万円台35階2LDK58.75㎡10.75㎡
W-62Bs1億1000万円台35階2LDK62.75㎡12.42㎡
E-66Bnw1億1000万円台35階2LDK北西66.95㎡12.12㎡
W-71An1億1000万円台35階3LDK71.15㎡13.98㎡
W-73Hsw1億4000万円台35階3LDK南西73.91㎡14.77㎡
W-75Ds1億4000万円台35階3LDK75.75㎡12.71㎡
E-88Cse1億7000万円台35階3LDK南東88.95㎡6.56㎡
W-93Anw1億8000万円台35階3LDK北西93.19㎡8.58㎡
W-104Bsw2億1000万円台35階3LDK南西104.39㎡13.34㎡

説明会では具体的なプランや予定価格について触れられていませんでしたが、視聴後のアンケートで一部公開されました。

35階で坪単価510万〜670万円という価格ですので、近隣相場と比較しても新築であることを考えれば決して高くない価格設定かと思います。

眺望が魅力の物件なので、低層階やお見合いになるような部屋であれば、これらよりも安い価格で検討することも可能です。

勝どき、月島、晴海で物件を検討している方からすると、ひとまずは希望が持てる価格が出てきたと言えそうです。

4.まとめ

勝どき駅から徒歩10分ということで、必ずしも駅近物件ではないのですが、エリアの奥側にあるからこその魅力を全面に打ち出していて、魅力的なマンションだなと感じました。

この立地の強みとして、近隣のタワーマンションに比べて眺望が開けている、水辺に近い、というところがありますが、そこをコンセプトやデザインに落として、立地のポテンシャルを最大限に引き出したのは、さすが三井不動産という感じです。

駅近とは別の魅力がある物件としては、晴海フラッグスカイデュオがまだ販売中なので、並行して検討する人も多いと思います。

晴海フラッグは倍率が高すぎて、購入できる可能性が現実的では無くなっている中、もう一つの選択肢として素晴らしい物件が出てきたのは朗報ですね。

本物件も抽選必至ではありますが、近隣で新築マンションを探している方であれば、第1期1次から狙いに行くべきかと思います。

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