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【北区】日本最初の公園・飛鳥山公園と渋沢資料館で歴史を感じる

お出かけ

北区の王子駅前にある飛鳥山公園に遊びに行きました!園内は自然が豊かで、春は桜の名所として知られています。歴史と文化を学べる3つの博物館や、無料で楽しめるモノレール、遊具が充実した児童エリアもあり、大人も子どもも楽しめる公園です。

1.どんなところ

飛鳥山公園は北区で最も親しまれている公園の一つで、約73,000㎡の敷地内には児童エリアや博物館、庭園などがあり、春は桜の花見も楽しむことができます。

案内図
案内図

飛鳥山公園は1873年(明治6年)に日本で最初に指定された5つの公園のうちの一つです。

【日本で最初に指定された5つの公園】
・上野公園
・浅草公園
・芝公園
・深川公園
・飛鳥山公園

「飛鳥山」という名前の通り、標高の高いところに位置していますが、実際には「山」としては地理上認められておらず、山よりも低い「丘」という扱いになっているようです。

長い階段があります
長い階段があります

【飛鳥山公園と一緒に楽しみたい施設】
・音無親水公園

音無親水公園は飛鳥山公園と同じく王子駅から歩いてすぐの場所にある公園です。石神井川の旧流路に整備された公園で、北区では石神井川を音無川と読んでいたために音無親水公園になったと言われています。

音無親水公園
音無親水公園

春は花見、夏は水遊びを楽しむことができます。広い公園ではありませんが、もともとの川の姿を残した美しい公園として、日本の都市公園100選に選ばれています。

2.基本情報

(1)アクセス

住所 東京都北区王子1−1−3
電車 JR京浜東北線王子駅から徒歩1分
駐車場 25台

あすかパークレールに乗る場合はJR王子駅の中央口改札が近いです。階段を登る場合は南口改札を出たところから入園すると、児童エリアの近くに着くので便利です。

(2)入場料

無料

博物館などの園内施設を利用する場合は、別途料金が発生する場合があります。

(3)休園日

年中無休

公園は常時開放されていますが、園内施設は個別に営業時間が定められていますので、事前に確認してご利用ください。

3.レビュー

児童エリア

児童エリアには遊具がたくさん置かれていて、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

お城の遊具
お城の遊具

真ん中の目立つところにある「お城の遊具」は3階建で高さが7m超ある大型遊具です。滑り台は通常よりも高いところから滑れますし、登る手段も様々で子どもたちが何度も何度も登っては滑っていました。遊具はその他にも動物のオブジェやゾウさんの滑り台、ブランコ、砂場など、かなり充実しています。

ブランコとゾウさんのすべり台
ブランコとゾウさんのすべり台

近くには都電(6080)と蒸気機関車(D51853)が展示されていました。いずれも過去実際に走っていた車両とのことで、引退したとはいえ、本物感が漂っています。電車好きの子どもは間違いなく喜ぶはずです。

蒸気機関車
蒸気機関車
都電
都電

あすかパークレール

「アスカルゴ」という名前の自走式モノレールで「公園入口駅」と「山頂駅」の間、標高差17.4mの道を片道2分で結んでいます。こちらの乗り物はなんと無料で楽しむことができます。

あすかパークレール
あすかパークレール

飛鳥山公園は周辺との標高差があるので、入り口によっては結構階段を登ります。階段の上り下りが大変な人はこちらを利用して登るのもありかと思います。「公園入口駅」はJR王子駅の中央口改札を出るとすぐに着きます。

旧渋沢庭園

渋沢栄一翁の邸宅に作られた庭園が一般に開放されており、国の重要文化財にも指定されている2つの建物「晩香廬(ばんこうろ)」「青淵文庫(せいえんぶんこ)」を拝むことができます。本来は他にも建物があり、その多くは1945年の空襲で焼失してしまったようですが、残った2つの建物は当時のままの姿で残っています。

旧渋沢庭園
旧渋沢庭園

3つの博物館

園内には3つの博物館があります。(それぞれの博物館に入館料がかかります。)

・北区飛鳥山博物館
・渋沢資料館
・紙の博物館

個人的に気になっていた渋沢資料館にお邪魔しました。11月11日に伺ったのですが、偶然にも渋沢栄一翁の命日だったようで、無料で入館することができました。(通常は一般300円)

渋沢史料館
渋沢史料館

常設展では渋沢栄一翁の生涯を年齢ごとに辿って見ることができます。中には第一国立銀行(現在のみずほ銀行)創立150年を記念したコーナーもありました。33歳で創立して、35歳で頭取になったようです。それだけで凄すぎます。

渋沢史料館館内
渋沢史料館館内

常設展の隣では、企画展として新一万円札発行記念の「渋沢栄一肖像展」が開催されていました。各年代の貴重な写真を拝むことができます。見れば見るほどチャーミングなお顔で、生前の人柄が滲み出ていました。

キャッシュレスが進行している世の中とはいえ、一万円札の顔として、これからも話題に登り続ける人なので、機会があれば一度ご覧になると良いと思います。

お土産店

旧渋沢庭園の近くに「渋沢×北区飛鳥山おみやげ館」があります。

渋沢×北区飛鳥山おみやげ館
渋沢×北区飛鳥山おみやげ館

ここではあらゆる商品が渋沢栄一に関連付けられて販売されています。お煎餅やサブレといったお菓子から、Tシャツ、雑貨、文房具、雑誌など幅広い品揃えでした。

渋沢栄一お札サブレ
渋沢栄一お札サブレ

渋沢氏もまさかアニメのイラストにされてグッズが販売されるとは夢にも思わなかったはずです。こんなに揃えて捌けるんだろうか、と心配になるほどでしたが、面白い商品がたくさんあったので、是非覗いてみてください。

店内
店内

レストラン

2023年にオープンしたばかりの「飛鳥山APRON MARK(エプロンマーク)」というレストランが児童エリアの近くにあります。

飛鳥山APRON MARK(エプロンマーク)
飛鳥山APRON MARK(エプロンマーク)

こちらはトップシェフのレシピが楽しめるカフェレストランとなっていて、おしゃれな店内で緑豊かな公園を眺めながら、食事やコーヒー、お酒を楽しむことができます。子ども向けのメニューやサービスも充実していて、ファミリーでも入りやすいお店です。

凝ったメニューで食事がとても美味しそうでしたので、天気の良い日に子どもを遊ばせつつ、ゆっくりランチをいただくのも最高ですね。

4.まとめ

遊んでよし、学んでよし、食べてよしの公園です。自然豊かな環境でリラックスしつつ、博物館やレストランで五感を刺激する休日はいかがでしょうか。東京都心近郊で駅からも近いので、気軽に行けるところもポイントです。

渋沢栄一推しの王子駅前
渋沢栄一推しの王子駅前

王子駅前にも渋沢資料館の案内が掲げられていました。北区の渋沢栄一への乗っかり方が半端じゃないなと感じました。これからますます盛り上げていく算段なのでしょうか。

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