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【台東区】隅田公園内の隅田川テラスで下町的くつろぎ時間

お出かけ

浅草は外国人観光客が行くところ、と考えていませんか。

テレビで雷門と仲見世通りばかり出てくるので、それだけでお腹がいっぱいになっている人も多いかもしれませんが、浅草の魅力は浅草寺だけではありません。

隅田川の両岸に整備された隅田川テラスでは、下町の水辺を感じながらのんびり過ごすことができます。風流な隅田川を眺めながら、一息つくのも悪くないですよ。

今回は浅草駅を降りてすぐの隅田公園にある隅田川テラスをゆるく散歩してきたので、がっつり観光とは違った浅草の魅力をお伝えできたらと思います。

隅田川テラス
隅田川テラス

1.どんなところ

(1)隅田川テラスとは

隅田川テラスは、堤防を補強する護岸基礎を親水施設として開放した場所のことを言います。

隅田川の両岸約47㎞の内、約32㎞の区間が隅田川テラスとして整備され、隅田川の景色を気軽に楽しむことができます。

台東区と墨田区に挟まれたエリアは夏は隅田川花火大会が開催される場所として有名で、カフェも多いので特におすすめです。

隅田川テラス入口
隅田川テラス入口

(2)隅田公園とは

隅田公園は隅田川沿いにある公園で、墨田区側と台東区側の両方にあります。

桜の名所として有名ですが、桜だけではなく、梅やアジサイなど、四季折々の花を楽しむことができます。東京スカイツリーが至近距離になるので、台東区側からは、隅田川とスカイツリーの同時ビューも楽しめます。

隅田川テラスと隅田公園は重なっているところもあるので、浅草で隅田川沿いをフラフラするとテラスと公園を一緒に楽しむことになります。

(3)一緒に楽しみたい施設

・ホッピー通り
・かっぱ橋道具街

浅草は観光でなくても楽しみ方は豊富です。

まず、昼から飲みたい人に断然おすすめなのが「ホッピー通り」です。大衆酒場がズラリと並んで、昼からがっつり営業しています。この界隈の人は漏れなく全員飲んでいるので、昼から罪悪感ゼロで飲みまくり、気持ちよく酔っ払うことができます。

ホッピー通り
ホッピー通り

浅草といえば東京都台東区浅草1−1−1になる「神谷バー」です。「電気ブラン」というブランデーのカクテルが有名で、度数の高い痺れる一杯です。

注意点として、ここは令和時代の味覚で乗り込んで、料理やお酒の味がどうこうというようなお店ではありません。味うんぬんではなく、明治大正昭和平成を一度に体感する歴史的な施設として楽しむのがおすすめです。

神谷バー
神谷バー

買い物を楽しみたい人は仲見世通りも良いですが、少し歩いた田原町の「かっぱ橋道具街」が断然おすすめです。

料理道具、お菓子道具の専門店がズラリと並んでいて、買えないものはないと言われているほどです。定番品からマニアックなものまで揃っているので、一般の主婦からプロのシェフまで、幅広いニーズを満たしてくれます。

こんなに必要かというくらい種類があるので、料理が好きな人にとってはまさに買い物天国です。行ったことがない人は是非一度足を運んでみてください。

かっぱ橋の菓子道具店
かっぱ橋の菓子道具店

2.基本情報

(1)アクセス

・東武スカイツリーライン浅草駅から徒歩2分

※隅田川テラスはとても長いので、墨田区の両国駅や中央区の水天宮前駅など、様々な駅からのアクセスが可能です

(2)入場料

どちらも無料でいつでも入れます

(3)休館日

ありません

3.レビュー

(1)見どころ

見どころと言ってなんですが、あまり張り切って訪れるとがっかりするかもしれませんので、浅草界隈を少し散歩したあとに訪れて、カフェでゆっくりと過ごすのが鉄板かと思います。その前提でご覧ください。

①CAFE W.E(カフェ・ウィ)

隅田公園内にあるカフェです。

CAFE W.Eの何が素晴らしいかと言うと、そのロケーションです!

ちょうど隅田川の向こうにスカイツリーが佇んでいるので、「隅田川+スカイツリー」のコンビネーションを絶好のポジションで拝むことができます。

テラス席が20席ほどありますので、コーヒーを飲みながら、心置きなく堪能しましょう。食事のメニューも(忙しないレベルで)充実していたので、お腹が空いていれば食事をいただくのもありです。

CAFE W.E
CAFE W.E

②タリーズコーヒー隅田公園店

こちらは安定のタリーズコーヒーです。

CAFE W.Eに隣接しており、同じくロケーションは抜群です。

店内は決して広くありませんが、店内席やテラス席から隅田川とスカイツリーを楽しむことができます。

隅田川とスカイツリー
隅田川とスカイツリー

③水上バス

東京都観光汽船(TOKYO CRUISE)の乗り場があり、お台場海浜公園、日の出桟橋、浜離宮、豊洲方面に移動することができます。

引き続き浅草を堪能したい人には30分の浅草周遊もあるので、クルージングだけを楽しむことも可能です。

毎日見ている東京の建物も、水上から見れば全く違う景色に変わります。晴れた日に乗れば気持ち良いこと間違いなしなので、隅田川を全身で感じたいなら水上バスに乗ってみましょう。

水上バス乗り場
水上バス乗り場

④イベント

普段の落ち着いた隅田公園も良いですが、一年を通して様々なイベントが開催されていますので、賑わう隅田公園で楽しむのもおすすめです。

特に人気があるのは春の「桜まつり」や、夏の「隅田川花火大会」です。人の熱気も江戸の風情だと思えば人混みにも耐えられそうですね。

(2)食事

隅田公園内には先ほど紹介したカフェ(CAFE W.E、タリーズコーヒー墨田公園店)があるので、そこで食事をいただくことができます。

また、隅田川テラスの中ではありませんが、隅田川を歩くと店内が隅田川ビューになっているお店もちらほらあります。

カフェムルソーはパリ感漂う店内とテラス席が人気で、ケーキやコーヒーをいただける人気店です。紹介した隅田川テラスのカフェよりも少し高い位置からの景色が楽しめます。

カフェムルソーのブレンドコーヒー 690円
カフェムルソーのブレンドコーヒー 690円

(3)お土産

隅田公園内にお土産屋さんはありませんが、浅草駅が目の前ですので、駅まで出ればお店はたくさんあります。

浅草の余韻を自宅で楽しみたい方は、人形焼、雷おこし、芋羊羹あたりを買って帰りましょう。

仲見世通りの人形焼屋さん
仲見世通りの人形焼屋さん

(4)全体

下町の香りが漂う気持ちの良い公園ですので、かっぱ橋での買い物帰りなど、浅草近辺での用事ついでに休憩で立ち寄るのはいかがでしょうか。

昼飲みの帰りに寄るのも良いですが、酔っ払ってると風情もへったくれもありませんので、訪れるなら呑む前の午前中が良いかもしれません。正気を保てている方は、夕方から夜にかけてライトアップされたスカイツリーを拝みつつ、クールダウンするのも素敵ですね。

4.まとめ

(1)こんな人におすすめ

隅田公園や隅田川テラス自体はワイワイ楽しむようなところではないので、1人でフラッと寄って一息つく、そんな使い方がおすすめです。

より非日常感を味わいたい方には水上バスがありますので、こちらはカップルやファミリーで楽しみましょう。

(2)おすすめの時期

ただただゆっくりしたいのであれば、空いているタイミング、つまり浅草エリアでのイベントが無い時期をおすすめします。

イベント時は、春の桜祭りは混み合っていますし、夏の隅田川花火大会となると尋常でない混み具合です。ただ、下町のお祭りならではの熱気を感じることができるので、混雑覚悟であればその時期に訪れるのもありかと思います。

秋の紅葉や年末年始も人が多くなる時期ですので、賑わっているのが好きな方はその時期も楽しめます。

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